今回は、春の象徴である「桜」を美しく、そして出来るだけ簡単に描く方法をご紹介します。
桜の瑞々しい美しさを表現するためには、事前の道具選びが非常に重要です。
まずは、初心者の方でも失敗しない基本的な絵の具と筆の選び方から解説します。
水彩画で桜を描く前に!初心者が準備すべき基本の絵の具と道具
・初心者におすすめの桜を描くための筆の選び方
桜特有のピンクを表現するおすすめの色
「桜」と聞いたとき、あなたはどんな色が目に浮かびますか?
桜にも種類がいろいろあります。
ソメイヨシノ、ヤマザクラ、カワヅザクラ、シダレザクラ、ヤエザクラ・・・
それぞれ同じピンク系の色ですが、すこしずつ違う色目です。
ひと言で「桜」といっても、たくさんの色目があるんですね。
僕の愛用する絵の具メーカー(ホルベイン)ですと、オペラ、キナクリドンマゼンタ、チャイニーズホワイトを使って色作りをします。
あるいは白色を使わず、紙の白を生かします。
この絵の具で桜色を作る際は、かなり多くの水を使って薄い色作りをします。
各色のレシピは以下のとおりです。

チャイニーズホワイトは便利ですが、透明水彩らしい透明感はやや失われます。
透明水彩では、白い部分は紙の白を生かすのが基本です。
本記事では色の違いをわかりやすく示すため、一部の作例でチャイニーズホワイトを使用しています。
透明感を重視する場合は、ホワイトを使わずたっぷりの水で薄めつつピンク色を表現するのがおすすめです。

水彩画で桜を描く前に!知っておくべき、桜のかたち
・ソメイヨシノの構造における重要な3つのポイント
・遠景を描く際に欠かせない2つの代表的な枝振り

桜は花びらの形も枝振りもまちまちです
花びらの形
まずは花びらの形の違いです。
近景の桜の花びら1枚1枚を描き分ける場面では、この形の違いを知ると、桜の繊細な表情を正確に捉えることができます。
桜は花びらの数によって、大きく3つのグループに分かれます。
◆一重咲き(ひとえざき):花びらが「5枚」
代表種:ソメイヨシノ、ヤマザクラ、エドヒガンなど
形の特徴:すっきりとシンプルで、星型に近い綺麗な5角形のシルエットを作ります。お互いの花びらが少し重なり合っているのが特徴です。
◆半八重咲き(はんやえざき):花びらが「6枚〜14枚」
代表種:ジュウガツザクラなど
形の特徴:一重よりも少しボリュームがあり、花びらが立体的に波打ちます。
◆八重咲き(やえざき):花びらが「15枚以上」
代表種:カンザン(ヤエザクラの仲間)
形の特徴:花びらが何重にも重なり、カーネーションのように丸くクシャッとした塊になって咲きます。

ソメイヨシノのポイント
今回モデルにするソメイヨシノは、一重咲き(5枚)で先端に小さな切れ込みがある形です。
◆5枚の重なりで一つの花になっています
ソメイヨシノの花びら同士は、完全に分離しているのではなく、根元の方で隣の花びらの下に少し潜り込むようにわずかに重なって付いています。
◆中心に向かって細くなる
花びらの根元はすこし細くなっていて、やや濃い赤色です。
◆中心近くには「雄しべ」と「雌しべ」と「萼(がく)」があります。
花の中心には雌しべが突き出ていて、それを雄しべが囲んでいます。
花を裏側から見ると、萼(がく)とそこから延びる鋸歯(きょし)に支えられて花びらが付いています。 鋸歯は花びら一枚につき一つです。
枝振りの形
次に枝振りの違いです。
遠景を描く場面では必要になる知識です。
◆広卵形状(こうらんけいじょう)
ソメイヨシノなどがこの形状です。枝が横や斜め上に向かって大きく広がり、全体として丸みを帯びた美しいドーム状的樹形になります。
◆枝垂れ状(しだれじょう)
シダレザクラに見られる形状です。細い枝がしなやかに下垂して花を咲かせる優美な姿が特徴です。

柔らかい花びらを表現するための筆選び
桜の柔らかい質感を表現するには、水の含みが良い筆を選ぶ必要があります。
特に近景の桜を水彩画で描く際は、筆のコントロールが仕上がりを大きく左右します。
桜を描くには、丸筆が適しています。
描く桜の花びらの大きさにもよりますが、中筆を用意すればよいでしょう。
さらに、「しべ」を描くのに、細い筆が必要です。
僕は、丸筆の中筆としてホルベインのブラックリセーブルSQの3号筆と、細い筆として面相筆の大・小を使っています。
また、僕は面相筆の大を割れ筆にしたものをよく使っています。
この筆は筆跡が残りにくいので、遠景の桜を塗るときに自然なタッチになります。
☟ホルベインのブラックリセーブルSQの3号筆

☟面相筆の大
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☟面相筆の小
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☟割れ筆

割れ筆の作り方についてはこちらの記事を参考にしてください。
☞『初心者のための水彩画の筆の使い方入門|おすすめの筆と描き方』
【実践】水彩画で近景の桜を描く基本の3ステップ
・にじみ(ウェット・イン・ウェット)を綺麗に成功させる水分量のコツ
・しべや枝、花柄のグラデーションを描き込んで仕上げる方法
ここからは、ソメイヨシノをモデルにして、実際に水彩画で桜を描いていく具体的な手順を解説します。
一見難しそうに見える桜ですが、手順を3つに分けることでシンプルに描き進めることができます。
ステップ1:形を取りすぎないシンプルな下書き
下描きにおいて、鉛筆の濃い線で花びらを描きすぎてしまうと、イラストや日本画っぽくなって、水彩画特有の柔らかさや軽やかさが失われます。
ソメイヨシノの花びらは縁がとても薄く、背景の色によっては背景に溶けこんでしまうほどに可憐です。
濃い下描きでエッジを効かせた表現も、それはそれで良いのですが、透明感を求める表現においては、花びら全体の輪郭や塊を捉える程度の薄い下描きが良いです。
そして、必ずしもすべての花びら先端に切れ込みを描かなくても大丈夫です。
手前を向いている目立つ花びらの1〜2枚にだけ、先端にキュッと小さなハート型のくぼみを入れると、それだけで観る人の脳が「桜の花だ」と認識してくれます。
下描きの初めはBの鉛筆で「大胆かつ大まか」に描き始めてもよいですが、近景の花を描くときは、最終的には余計な戸惑い線は練り消しゴムで消し、先を細くした鉛筆かシャープペンシルで下描きを仕上げるのが良いと思います。
ソメイヨシノの花びらの色は薄く明るいので、薄くシャープに描きます。
ステップ2:にじみを活かした花びらの着色
水彩画の一番の醍醐味は、水を使った「にじみ」の表現です。
画用紙にあらかじめ水を引いておき、そこに絵の具を落とすことで、桜のふんわりとした質感が生まれます。
先ほど描いた下描きの花びらの部分に水を筆で丁寧に塗って、水が乾かないうちに色を置きます。
すると置いた絵の具が、水にのってじわじわと広がっていきます。
色を濃くしたい部分に筆でちょんと置くように絵の具を置きます。 まさに「置く」ようにです。
水が適当な量になるように気をつけましょう。
水の量が多すぎると、絵の具を置いて乾くまでの間に時間がかかりすぎ、乾くまでの間に水を塗った箇所の縁の部分に絵の具が集まり、水で濡らした場所の縁に赤い線が現れます。
また、水が少なすぎるときれいな滲みとならず、かすれた模様になります。
遠景なら良いのですが、近景の桜を描くのなら花びらの滲みは丁寧に描きたいところです。
このときに、もし紙が乾きかけて絵の具が止まりそうになったら、伸ばしたい方向に筆で伸ばしてあげるのもよいでしょう。
ステップ3:花を引き締める「しべ」、「萼」、「花柄」、「枝」の描き込み
花びらの柔らかさが表現できたら、次は「雄しべと雌しべ」「萼(がく)」「花柄(かへい)」などを描きます。
絵も写真も同じですが、花の中でシャープに表現するべきなのが「しべ」です。
花びらは表現者の意図によっては故意に滲ませたり、ぼかしたりする時もありますが、「しべ」はシャープに描いた方が良いです。
「しべ」をぼかして描くと花自体がボケて見えます。
絵の具を濃いめに溶いて、乾いた紙面に面相筆の小筆でブレないようにスーッと描きます。
しべを描いたら、その周囲にある萼(がく)を描き込みます。
続いて、花の裏側から伸びる「花柄(かへい)」、「茎」を描き加えます。
ソメイヨシノの花柄(かへい)から茎までは、赤色から緑色へとグラデーションになっていますので、花柄から茎まで水を塗って、赤色~緑色を置きます。
最後に枝を描き込んで全体を引き締めます。
枝の部分は樹皮のゴツゴツした感じを出すため、所々ウェットオンドライで描いてやると質感が出せます。
背景と共に暗い色を入れることで、桜のピンク色の明るさがより一層際立ちます。
枝の樹皮の質感の描き方ですが、薄めの色を塗ったあとに、光の射している方向を意識して濃いめの色をウェットオンドライで描いてやると良いです。
このとき枝の延びる方向に対してやや角度をつけて(直角に近く)筆を動かして塗ってやります。
桜(近景)制作チュートリアル

ここで、近景の桜の制作の様子を動画にしましたので、ご覧ください
下描き編
まずは下描きです。
①.対象の全体的な形を把握して大まかに描き始めます。鉛筆は長めに軽く握って描きます。
②.形が取れてきたら、字を書くときのように鉛筆を持ちかえて、より細かい形を描き込んで行きます。
③.最終的にシャープな線だけ残すように、余計な線(描き始めの「戸惑い線」など)は練り消しゴムで消して、鉛筆の線を出来るだけ薄くしておきます。
着彩編
下描きが終わったら、着彩します。
①.今回の対象の桜はとても明るいので、花びらのいちばん明るいところは、紙の白をそのまま残しても良いです。そこに、淡くピンク色や影のグレーを入れます。
②.背景の青空を入れて桜を浮き立たせます。ところどころ紫を差してアクセントにしました。
③.因みに、着彩の最後のところで、細筆で色を抜いているように見えるのは、「オックスゴール」という界面活性剤の一種を置いているところです。絵の具が濡れている状態で置くと、絵の具がよけて紙の白が透けるように見えます。これもアクセントになります。
【表現力アップ】近景~中景~遠景の桜の描き分け方
・近くに見せるための細部描写の工夫と1本の木の中での奥行き表現
・遠近の組み合わせと主役を引き立てるための「引き算」のテクニック
さて、これまで近景の桜の描き方を説明してきましたが、次は中景や遠景の描き方について説明します。
中景~遠景:花の「分布」をマスキングで表現する
中景~遠景の桜では、近景の場合と違って花びらの形を一枚一枚描くことはしません。
花が木の中でどのように「分布」しているかを描くような感覚です。
ですので、遠景の緑の木々を描く感覚に近いです。
桜の花は背景に比べて明度が高いので、紙の白を使って花を表現するマスキング技法が便利です。つまり、花の分布をマスキングします。
マスキングの方法は、くしゃくしゃに丸めたサランラップやスポンジをマスキング液に付けて、紙にポンポンと軽く叩きつけるようにして塗ります。
手順はつぎのようになります。
①.桜の木の全体の花の「分布」をマスキング液で塗ります。
②.マスキング液が乾いたら、その上から桜の花の一部のピンク色や、木の幹や枝や背景色(青空など)を塗ります(マスキング液が絵の具を弾きますので、桜の花を気にせず塗ります)。
③.紙が乾いたらマスキング液を剥がします(マスキングしたところが紙の白になります)。
④.ここから桜の着色をしていきます。光があたって明るくなっているところを塗り残しながら薄いピンク色を筆のタッチを活かしながら塗ります。滲みを使うのも有用です。
⑤.④より濃い影になっているところをグレー掛かったピンクで塗ります。
⑥.更に⑤より濃い影になっているところをより強いグレー掛かったピンクで塗ります。
⑦.さらに幹と枝を描き加えます。
僕は④のところを割れ筆で塗りました。④⑤で影の部分を加えることで、マスキングを剥がした時には平面的な白抜き部分を立体的な花の集まりに見せることができます。
中景:近くの風景になるにつれて立体感を強調し、一部を緻密にする
中景の桜の木は、細部の描き込みと木全体の立体感(光の当たっている部分と陰)をより意識します。
遠景同様に、光が当たって明るく見える部分と、陰になっている部分を描き分けます。陰は紫や青み掛かったピンクを入れます。
遠景に比べて、「これは桜だな」と細部の形が分かるような部分をつくります。
具体的にいうと、花びらの形や「しべや萼の色」が確認できるような部分を所々に作るのです。
また、枝や幹の木肌の部分、陰の部分も遠景に比べてより細密に描きます。
こうすれば自然に、「より近く」に感じて見えるようになります。
そして、1本の桜の木の中で、手前の部分と奥の部分の色目を少し変えて1本の桜の木の中で奥行き感を出します。
具体的にいうと、手前の部分の色目に対して、奥の部分の色目をよりグレーや青み掛かった色にして彩度を抑えてやります。
風景の中のいろいろな距離にある桜の木々を描き分ける
構図の中に遠景から中景までの桜が混じって入ることはよくあることです。
もしかしたら近景の桜も入れたい場面があるかもしれませんね。
それらを描く場合、すべての桜を同じ密度や色目で描くと奥行き感がなくなってしまいます。
画面の中での距離(遠景・中景・近景)に応じて、上記のように描き方を変えると奥行き感が自然に感じられるようになります。
また、それらの中で、あなたが一番描きたい主役というものが、きっとあると思います。
その主役に一番チカラを入れて描き、そのほかを故意にぼかしたり彩度を下げたり濁したりするのも良いでしょう。
失敗しない!水彩画で桜をそれっぽく仕上げる3つのコツ
・桜のピンク色を劇的に引き立てる背景色の選び方
・マスキング液の粒度コントロールと失敗を防ぐための前処理
桜の描き方の基本を押さえたところで、さらに完成度を上げるための重要なコツを3つ紹介します。
これらを意識するだけで、初心者でも一気に「それっぽい」プロのような仕上がりになります。
コツ1:花びらを1枚ずつ細かく描き込みすぎない
全ての花びらをきっちり描こうとすると、かえって不自然で硬い印象になってしまいます。
また、全てを描き込み過ぎると却ってリアル感が減殺され平面的な絵になってしまいます。
桜の木々すべてにピントが合っているように見えるからです。
先ほども触れましたが、見せたい主役の部分だけを細かく描き、他は省略する「引き算の意識」が大切です。
コツ2:背景に寒色を入れて桜のピンクを引き立てる
桜のピンク色を最も美しく引き立てる方法は、背景に補色や寒色を配置することです。
例えば、春の澄んだ青空や、遠くの緑の山々を背景に描くことで、桜が浮き立つように輝きます。
構図の中で桜が前後に複数重なって入っている場合は、後ろ側の桜の色を青み掛からせると前後の関係がハッキリとします。
コツ3:白抜きやマスキングを効果的に使う
水彩画において「白」は、画用紙の地の色をそのまま残すことで表現するのが基本です。
光が強く当たっている花びらのエッジなどを白く残すと、透明感が際立ちます。
マスキングは前述のように、丸めたサランラップかスポンジを使いますが、マスキング液に漬けたサランラップやスポンジをそのまま画面につけると、ベタっと広い面がマスキングされてしまいます。
なので、マスキング液に漬けたら、まず不要な紙に押しつけてみて、余分なマスキング液を落としてから画面に付けるようにします。
この不要な紙に押しつけるときにマスキング液の付く粒度合いを確認できますので、適当な粒々になるのを確認して画面に付けるようにすれば失敗がありません。
また、慣れてきたら、このマスキング液の付く粒々の大きさもコントロールします。
つまり、1本の桜の中でもマスキング液の粒々の大きさのバリエーションをつけることで、よりリアル感が出せます。
そして、一番明るくなっている桜の花びらを「光り輝いているよう」に見せたい場合、その花びらのエッジをぼかすことで「まぶしさ」を表現することができます。
いちばん明るいところ、、、マスキングを施して紙の白かそれに近い薄いピンク色となっていて、その背景は補色や寒色となっているはずですが、その部分を小筆で擦ったりして、エッジを所々なくしてやります。
私が実際に水彩画で桜を描いて気づいた失敗と成功の体験談

僕が桜の花を最初に描いたのは、中景の桜で桜の枝の一部を描いたものでした。
いまから十数年前のことになります。
まだマスキング技法を知らず、塗り残しの技術も下手でしたので、あとから花びらをチャイニーズホワイトで描いたものです。
マスキングを使ってないので、花と背景との明度・色相にも差をつけることができず、花が背景に溶け込んだような仕上がりになってしまって、ちょっと残念な気持ちになりました。
これはこれで、日本画らしくて良いですが・・・。

水彩画の桜の描き方に関するよくある質問(FAQ)
Q. 桜のピンクが濁ってしまう原因と対策は?
桜は明度が高い花なので、塗る際には紙の白を活かすことを基本とし、そこにほんのり淡くピンク色を乗せるような意識で塗ります。
そこに陰となる部分に、少し青み掛かったピンクか灰色掛かったピンク色を置きます。
この際、陰となる部分であっても、濃さを最小限にした方がよいでしょう。
濃すぎると濁って見え、桜ではないように見えます。
また、色を重ねるのを最小限にした方がより濁りを防げます。
Q. 桜並木を描くときの遠近感の出し方は?
前後に並んだ桜並木で奥行き感を出すには、まず一つ目は、大きさの違いを意識することです。
つまり意識的に手前の桜を大きく、後ろの桜を小さく描きます。
二つ目は、手前側の桜の向こう側に覗いて見えている後ろ側の桜の木の色目を意図的に抑える(青み掛かったピンクや灰色掛かったピンク)描くことです。
このことによって、前後の差が出せます。
桜(遠景)制作チュートリアル

ここで、遠景の桜を含む風景画の制作の様子を動画にしましたので、ご覧ください
下描きと着彩とを1本にまとめています。
風景の中での動画なので、桜の部分以外の描き方も含んでいます。
桜の部分を優先してご覧になりたい方は動画の以下の時間帯をご覧ください。
・描き方の説明:1’00”~1’26”、1’52”~2’13”
・マスキング:2’43”~5’35”
・着彩:5’59”~10’34”
・マスキング剥がしと着彩:18’16”~20’06”
・しべの描き込み:20’54”~21’04”
まとめ:水彩画で美しい桜の描き方をマスターしよう
・遠景・中景・近景それぞれの距離に応じた描き分けと、「省略(引き算)」を意識する
・サランラップやスポンジを用いたマスキング技法で画面にリアルな奥行きを出す
今回は、水彩画で桜を簡単に上手く描くための基本ステップと、遠近に応じた描き分けのコツをご紹介しました。
近景の桜の美しさは、水彩画の「にじみ」と非常に相性が良く、コツさえ掴めば初心者でも十分に魅力的な作品を作ることができます。
また、マスキング技法を活用すれば、風景の中に浮かび上がらせるように中景~遠景の桜の木を描くことも簡単にできます。
桜の花の構造と枝振りを頭の中にいれて形を取るようにしましょう。
その上で、今回説明した描き方を練習すれば、素敵な桜がかならず描けるようになります。
まずは一輪からでも構いませんので、ぜひ楽しみながらチャレンジしてみてくださいね。
では、、、また。






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こんにちは、水彩画家のBakkyです 水彩画たのしんでますか?