日曜水彩画家として、水彩画を20年以上描き続けています。
2025年末に退職し、現在はこれまで以上に水彩画を楽しみながら、作品制作やブログの更新に取り組んでいます。
子どもの頃の私は、とても引っ込み思案な性格でした。
友達とにぎやかに遊ぶよりも、一人で虫や草花を眺めたり、季節の移り変わりを感じたりする時間が好きな子どもでした。
また、子どもながらに「人はなぜ生まれてくるのだろう」「何のために生きるのだろう」と、そんなことを静かに考えているような少し変わった子でもありました。
自然の中にいると、不思議と心が落ち着きました。
自然は何も語りかけてきません。ただ静かにそこにあり、自分の思いを受け止めてくれるような気がしていました。
今振り返ると、その頃から自然の色や光、空気の移ろいに心を惹かれていたのだと思います。
今でも心が洗われる風景があります。
夕暮れの空がゆっくりと藍色へ変わり、最初の星が見え始める「マジックアワー」の美しさです。
また、大好きな夏の日。山の端の向こう側の青空に浮かぶ大きな入道雲を描いた水彩画を初めて見たとき、「水彩画でこんな空が描けるのか」と深く感動したことを覚えています。
私が実際に水彩画を始めたのは40代になってからでした。
当時は仕事に追われ、家と会社を往復するだけの毎日を送っていました。
そんなある日、ふと「絵を描いてみたい」と思い立ち、水彩絵の具を手に取ったことがすべての始まりです。
とはいえ、絵を描くのは中学生以来でした。
最初は何をどう描けばよいのかも分からず、通信講座を受講したり、カルチャーセンターへ通ったりしながら試行錯誤を重ねました。
思うように描けず、「もうやめようかな」と思ったことも何度もあります。
それでも描き続けるうちに、少しずつ展示会へ出展する機会をいただき、入賞することもありました。
作品をご覧になった方から「優しい気持ちになる」「透明感があって好きです」といった言葉をいただけるようになったことは、私にとって何よりの励みになっています。
現在では、ギャラリーで私の作品を楽しみにしてくださる方も少しずつ増えています。
私自身、初心者の頃は「なぜ思うように描けないのだろう」と何度も悩みました。
しかし、その経験があったからこそ、描き続ければ少しずつ必ず上達できることを、自分自身の体験として実感しています。
このブログでは、その経験をもとに、
・水彩画の描き方
・上達のヒント
・道具や技法の選び方
・初心者がつまずきやすいポイント
などを、できるだけ分かりやすくお伝えしています。
水彩画は、年齢に関係なく始めることができ、一生楽しめる趣味です。
一枚の絵と向き合う時間は、自分自身と静かに向き合う時間でもあります。
私が子どもの頃から自然の中で感じていた穏やかな時間を、水彩画は今も変わらず与えてくれています。
「これから水彩画を始めてみたい。」
「もっと思いどおりに描けるようになりたい。」
そんな皆さまのお役に立てるブログであり続けたいと思っています。
どうぞ、よろしくお願いいたします。


はじめまして 「Suisairoom」を運営しているBakkyです。