ダイソーの水彩用道具は使える?実際に買って描いてみた正直レビュー

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Bakky

皆さん、こんにちは。

水彩画、たのしんでますか?

皆さんの中には「水彩画を始めたいけれど道具を揃えるのにお金がかかりそう」「試しにちょっとやってみたいけど、なんか敷居が高いな」と感じる方も居るかもしれませんね。

そこで今回は、百均のお店で揃う水彩道具を実際に使ってみて、インプレッションレポートをすることにしました。

百均の水彩道具、意外にスゴいですよー! 使えます♪

是非参考にされてください。

 僕が実際に百均で買って試してみた水彩画道具をまとめてご紹介します。

さすがに高級品と比べると性能は控えめではあるんですが、なかなか侮れない印象でした。

「水彩画をまずは気軽に始めてみたい」という方や、「練習用のサブの道具がほしい」という方には十二分に活躍してくれると思いました。実際、中には僕も愛用しているものもあります。

Bakky

このレポートが、これから水彩を始める方の参考になれば嬉しいです。

百均でそろう水彩画道具一覧

 今回はダイソーで買い求めました。

購入した道具はこちらです。

  • 丸筆3本セット
  • パレット(二つ折り)
  • チューブ入り絵の具(赤、青、黄の三色)
  • 固形絵の具(8色セット)
  • スケッチブック(A4サイズ)
  • スケッチポストカードサイズ
  • 水筆(3本入り)

この中では、スケッチブック(A4サイズ)が200円(税抜き)でしたが、それ以外は、どれも100円(税抜き)で手軽に入手できるので、「お財布にもやさしい」と感じました。

じゃあ早速、使ってみましょう♪

丸筆3本セット ― 練習用としては十分な描き心地ですが、注意点も

 今回、この丸筆3本セットを買いました。

ちなみに丸筆の他に平筆も販売されてましたよ。至れり尽くせりですね^^

この丸筆セットは、大きさの異なる3本の筆が入っていました。

表示に0号、8号、12号とあります。

また、毛の材質はポリブチレンテレフタレートとなってます。化繊ですね。

使ってみると。。。

 化繊なので、天然素材の毛に比べると反発力が大きいですね。ちょっと堅い感じがします。

筆を紙やパレットに押しつけたときに手に感じる力が大きいと感じました。

特にいちばん大きい12号の筆が堅いですね。でも、これは慣れれば大丈夫と思いました。

 少し気になったのが、この12号筆は毛先がややバラつきやすい印象がありました。

毛先が揃っていることは繊細な描写をするときに必要です。

毛先を揃えるのに、パレットの上で何回か筆先を扱いて整える必要がありました。

それと、使い始めだからか、毛が抜けやすいな、と感じました。

ただ、水含みが思ったよりも良く、実使用上には問題なし。

また、中型8号と細型0号はどちらも毛先のバラつき無く、細かな描写も問題なかったです。

結局、大型12号は毛先の関係で繊細な表現をするときに少し気をつけたいものの、十分な性能だと思いました。

 なにしろ、100円で3本入りですからね! お試しには十分です。

因みに僕は昔から、絵の具の色を調整するのに百均の筆を多用してます。

たとえば、色を絵皿の中でグルグル混ぜて色を調整するときに使ってます。

少々乱暴に扱って毛先が傷んでも廉価で惜しくないので遠慮なく使えますからね。

☟詳しいインプレッションは動画をご覧ください

パレット ― 必要十分の機能、混色も問題なし

 続いてパレットです。

小学校の図画工作の時にも使ったようなプラスチック製のシンプルなパレットです。

☟閉じたところはこんな感じです。

☟続いて開けるとこんな感じ。

絵の具を置く窪み(ウェル)は20カ所あって、キャパとしては十分です。

パレットを片手で持って使うときに親指を入れる穴(サムホール)や、筆を差しておく穴まであって、なかなか細かい作りです。

 実際にパレット上での絵の具の混色には基本的に不自由しませんでした。

ただ、プラスチックは水気をはじきやすく、パレットの混色スペースで色を広げたときに、絵の具が一面に薄く広がらないのが少し不満でした。

表面張力で絵の具が直ぐに水滴となって纏まるんですね。

なので、パレット上で色目を確認するのには少し微妙だなとおもいました。

もちろん、紙に塗ってみて色目を確認する人には全く支障ないんですけどね。

 それよりも、このパレットのいちばんの推しは、軽さです。

高価なパレットは殆どが金属製ですので重量が嵩むのですが、このプラスチック製のパレットはとにかく軽い♪

なので、お出かけスケッチには重宝するだろうな、って思います。

プラスチック製の良さは軽さなんですが、プラスチックは傷に弱いことから、筆で強くこすりすぎると細かな傷が入って、そこに絵の具が沈着しやすいかも。

でも、消耗品と割り切って使えば、とてもよい製品と思います。

チューブ入り絵の具(赤・青・黄) ― 三原色を買ってみたら♪

 水彩画を始めるのになんと言っても必要なのが絵の具ですね。

ダイソーでは、ぺんてる製のチューブ入りの絵の具が一色100円(税抜き)で手に入ります。

水彩では、赤・青・黄の3色があれば、ほとんどの色が作れますので、まずはこの三色を買いました。

 ダイソーの色のネーミングは簡単で分かり易いです。

ホルベインなどの有名メーカーの色では、例えば赤系だと、「キナグリドンマゼンダ」とか、「オペラ」とか、「ピロールレッド」とか・・・覚えるのがタイヘンなものばかりですよねー(苦笑)

そこいくと、ダイソーの絵の具は、赤は「あか」、黄は「きいろ」とハッキリ書いてありました(笑)。ただ、青と思って買ったのは「そらいろ」と書いてありましたよ(※注)

 さて、これらの色、、、どれもちゃんとした発色でした。

ちょっと気づいた点は、「そらいろ」は少し透明感を抑えている発色でした(「発色が悪い」という意味ではないです)。

「きいろ」は透明感があって発色も良いです。

「あか」も透明感があって発色も良いです。

因みに、それぞれの色がホルベイン製水彩絵の具のどの色に近いのか、比べて見ました(詳しくは動画をご覧ください)。

「そらいろ」は「マンガニーズブルーノーバ(ホルベイン)」に近い色でした。この色は透明感を少し抑えている色です。

「きいろ」は「トランスペアレントイエロー(ホルベイン)」に近い色でした。「トランスペアレントイエロー」は透明感の高い色です。

「あか」は「キナグリドンレッド(ホルベイン)」に近い色でした。ホルベインに比べると、やや華やかさが少ない感じでしたが、十分な発色でした。

 いずれの色も、必要十分なクオリティーだと感じました。

(※注)その後、この「そらいろ」のほかに、ちゃんと「あお」が売っているのを発見しました。「そらいろ」を買ったときは、たまたま「あお」が売り切れていたのだと思います。スミマセンでした。なお、「あお」はホルベイン製水彩絵の具の「セルリアンブルー」に近いです。

☟詳しいインプレッションは動画をご覧ください

固形絵の具 ― 持ち運びが便利 でも透明水彩ではなかったです

 固形絵の具は、ホルベインなど有名メーカーも販売しています。

円盤状やブロック状に絵の具を固めたものです。

基本的な使い方は、濡れた筆で固形絵の具に触って筆に絵の具を取って塗る使い方です。

あるいは、固形絵の具を少し削って粉にして、それを水で溶いて使うこともできます。

 さて、百均の固形絵の具。。。筆に取ってみて直ぐにわかったのですが、透明水彩ではないですね。

おそらく顔彩じゃないかな?と思います。日本絵画に使うような絵の具ですね。

なので、どちらかというと絵手紙に使うのにマッチするイメージでしょうか。

呉竹(くれたけ)というメーカが販売している顔彩が、皆さんよく目にするものですよね。

固形絵の具は持ち運びに便利なものなのですが、今回とりあげた百均の絵の具は水彩絵の具ではありませんでしたので、透明感を活かした水彩を楽しみたいという方に向けては、あまりお勧めしません。

ただ、簡単なスケッチには十分 です。

軽いので外スケッチのときに重宝すると思います。

☟詳しいインプレッションは動画をご覧ください

スケッチブック ― 薄手ですが練習には最適 そして意外な一面も

 今回、A4サイズのスケッチブックを買ってみました。

15枚入りリング綴じマルマン製でした。

紙表面の粗さは「中目」くらいですね。

このスケッチブックは薄手なので、水を多く使う描き方だと、紙が曲がってしまいました。

切り離して水張りすれば、この点は解消されると思います。

 そして、意外な発見もありました。

薄手なので「きっと紙の強さは弱いだろうな」と予想してました。

で、マスキング液を塗ってテストしてみたところ。。。

マスキング液を剥がす際に、意外にも紙の表面は全然荒れなくて、マスキングしても大丈夫ということがわかりました! 嬉しい誤算です♪

高級水彩紙が同じくらいの枚数で何千円もするのを考えると、めちゃくちゃお得です♪

「まずは水彩用紙に慣れたい」という方にはモチロン、作品制作のために試し塗りしたい方にも十分に応えてくれる製品だと思いました。

☟詳しいインプレッションは動画をご覧ください

スケッチポストカードサイズ ― 紙の質がスケッチブックより上

 個人的に少し驚いたのが、このポストカード大のスケッチ水彩紙です。

☟これも、スケッチブック(A4サイズ)と同じくマルマン製でした。

15枚入りで、1枚1枚バラバラの紙が纏められて包装されています。

紙表面の粗さは「中目」くらいですね。

 先ほどのスケッチブックより、紙が厚くしっかりした作りです。

確かに表紙に「特厚口」と書いてあります。

厚いことは厚いのですが、300g/m2の水彩紙よりは薄手でした。

それでも、水を塗った時の曲がり具合は少なく、良い印象です。

そして、先ほど紹介したスケッチブックと同じく、マスキング液を塗って紙表面の強さをテストしてみたところ。。。

この製品も、紙の表面は全然荒れなくて、マスキングしても大丈夫ということがわかりました! 

こちらも嬉しい誤算です♪

ポストカードの大きさに作られているので、旅先でスケッチして絵手紙にして親しいひとに贈るというのも良いですし、ミニアチュールのような小作品を作るのに使っても良いと思いました。

 初心者さんはモチロン、ベテランさんにも使っていただきたい製品です。

☟詳しいインプレッションは動画をご覧ください

水筆 ―これがあれば、水なし出先でも絵が描ける

 百均で水筆も見つけましたので購入しました。

水筆は柄の部分に水を入れるタンクがあって、その水が筆先に染み出して穂を濡らしてくれる筆です。

筆の穂が濡れることで、絵の具を取ったり混色したりできます。

100円(税抜き)で大中小の三本セットでした。

筆の穂先の材質はPBT(ポリブチレンテレフタレート)となっています。

ちょうど筆ペンのような感じで描けます。

あらかじめ水を柄のタンクに貯めて持ち運べますので、出先で水がないところでも色を塗ることが出来、旅行好きのかたには、とても重宝すると思います。

普段、机の上で絵を描くときには殆ど出番はありませんが、旅先で気に入った風景や事物を、パパッと絵にしたためるて親しいひとに贈る、ってスゴくカッコよくないですか(笑)

☟詳しいインプレッションは動画をご覧ください

まとめ ― 百均の水彩道具は「始める」「続ける」に十分な選択肢

 今回、百均で購入できる水彩画道具を実際に使ってみて感じたのは、「水彩画は高価な道具がなくても、十分に楽しめる」ということでした。

確かに、本格的なメーカー品と比べると、筆の繊細さや紙の耐久性、絵の具の透明感などで差を感じる部分はあります。
しかしその一方で、練習・スケッチ・お試し用途としては必要十分で、中には「これは普通に使い続けたい」と思える道具もありました。

特に、

  • これから水彩画を始めてみたい方
  • いきなり高価な道具を揃えるのに抵抗がある方
  • 気軽に外スケッチや練習をしたい方

にとって、百均の水彩道具はとても心強い存在だと思います。

 まずは近くの百均のお店で手に入る道具から、水彩の楽しさに触れてみる。
そこから「もっと描きたい」「もう少し良い道具を使ってみたい」と感じたら、
少しずつステップアップしていけば十分ではないでしょうか。

 僕が選ぶ、「最初に買うべき最低限そろえて欲しい道具」は以下の4つです。

  • 丸筆3本セット
  • パレット(二つ折り)
  • チューブ入り絵の具(赤、青、黄の三色)
  • スケッチブック(A4サイズ)

 これだけ♪

税抜きワンコインです♪

あるいは、屋外スケッチで楽しみたいという方は

  • パレット(二つ折り)
  • チューブ入り絵の具(赤、青、黄の三色)
  • スケッチ用ポストカード
  • 水筆(3本入り)

 これだと税抜き400円で済みます♪

いかがですか? 少しハードルが低く感じられたでしょうか?

是非、お店に行って手に取ってみてください。

Bakky

これからも、気になる百均の水彩用道具をみつけたら、実際に使ってみて感じたことを中心に、水彩画を楽しむための情報を紹介していきたいと思います
このレポートが、皆さんの水彩画ライフのきっかけになれば嬉しいです

  では。。。また。

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