日曜水彩画家をして20年ほどになります。
普段は平凡なサラリーマンです。
20年前、多忙な会社勤めの日々、家と会社を往復するだけで特に変化もない毎日でした。
でも、そんな40歳を過ぎたある日、突然「絵を描きたい」という気持ちがピコンと降りてきたのです。
「これは何かのサイン?」と思い、水彩絵の具を手に取ってみたのが水彩画との出会いです。
正確に言えば、小中学校の図画工作の時間で水彩画には触れてはいたのですが。
筆をとるなんて中学生のとき以来です!
偶然の邂逅だったのです♪
それから20年弱・・・水彩画に向き合ってきました。
最初は絵の勉強方法なんて知らなかったので、とりあえずユーキャンの通信教育に申し込みました。
けれど、通信教育は、示された課題を描いて郵送して赤ペン添削してもらうだけでした。
まあ、それなりの教習テキストも付いてましたが、、、^^;
赤ペンで戻ってきたものを見て勉強するスタイルに、イマイチ満足感を得られなかったのです。
手触り感もなかったですしね ><…。
その後、対面での手ほどきを受けたくて、カルチャーセンターの教室に通うことにしました。
初めの数年は思うように描けない日々が続き、時々「もうやめようかなァ~」と、
倦怠感と戦いながら絵に向き合い続けました。
ある日、絵の具を買いに画廊に行ったとき、何かの拍子に画廊の人に自分の絵を見せると、「イイじゃない?、、、絵画展に出展してみない?」と誘われました。

当時「こんなのでも出展できるの?」と恥ずかしがりながら出展したものです。
でも。これがきっかけで、地元の画廊を通じた絵画仲間とのつながりができました。
仲間ができるのはありがたいな♪と思いましたし、大切なことです。
励みになりますし、いろいろな作風や絵画技法を観ることができます。
画廊の方は、定期絵画展に出展し始め、次第に入賞もできるようになりました。
出展を続けていくうちに入賞回数も増え、一席をとることもあり、次第に僕の絵のファンなってくれる方も現れてくれ、ようやく自分の思い通りの絵を描けるようになってきました。
このように、僕も水彩画を描きはじめたころは、うまく描けずそれなりに悶々としました。
けれど、描き続けることによって、ちゃんと上達するんだということが経験的にわかりました。
そこで、僕が水彩画の初心者だった頃の苦労や失敗、疑問に思ったことを思い出しながら、これから水彩画をやってみようかなと思っている方や、水彩画を始めたばかりの方々の手助けになりたいと思い、このブログをスタートしました。
誰にでも初心者だった頃が必ずあります。
僕も始めたころは、描きたい絵と自分の絵とのギャップにびっくりさせられたものです。
絵が好きなら絵を描き続けることができるし、描き続ければ上達していくものです。
今の僕も上達の途半ばにいるのです。
絵の上達には終わりはありません。
いくつになっても「まだ足りない」ところが見えてきます。
けれども、水彩画は誰でも気軽に始めることができる画材です。
そして、絵を描くコツを知りながら描けば、
あなたもきっと、始めてすぐに絵を描く楽しさや達成感を感じられるはずです。

さぁ! 一緒に水彩画の世界に飛び込んでみませんか?
こんにちは! Noriです。